慶應義塾体育会

2011年5月22日（日）、慶應義塾大学日吉陸上競技場において第19回早慶ラクロス定期戦が行われ、ラクロス部が男女共に勝利しました。

＜男子戦評＞
試合が始まってしばらくの間、両チーム緊張からかミスが目立ち均衡したゲームとなりましたが、そんな中慶應が新チーム発足当初から取り組んできたOF・DF が共に機能し始め徐々に主導権を握り、前田(3年・経済)の先制点などで1Qを２－０とリードして終え、2Qが始まり早稲田に得点を許すものの、中村(2 年・経済)の得点もあり４－２で前半戦を終えました。後半は、昨年の学生王者・早稲田の強靭なフィジカルを生かした反撃に苦しむも、徐々に慶應が走り勝つ 場面が増えチャンスをものにして着実に得点を重ねていき、主将永島(4年・法)の得点などもあり１４－６というスコアで勝利することが出来ました。

2011年度の新体制発足以来、慶應は早慶戦勝利を当面の大きな目標として練習して参りました。その練習の成果をしっかりと発揮したことが今回の勝利に繋がったと思います。しかし早稲田との実力差はスコア以上に拮抗しており、これから始まるシーズンに向けて色々と課題が見えてきたことも事実です。慶應ラクロスの悲願である全日本選手権優勝に向けてこれからより一層練習に励んでまいりたいと思っております。

（ラクロス部男子主務　亀田遼介）

＜女子戦評＞
序盤早稲田に３点先制され、攻撃のチャンスをなかなか作れず守ることが多い前半でしたが、後半は自分達がやってきたことを信じ、焦らずに１点１点追い上げていくことで逆転し、６－５で勝利し、5連覇を果たすことができました。

２月のシーズンインから、部員も少ない中練習に励んできた結果、掴めた勝利でした。良い部分も悪い部分も多くの課題が見えた試合となりました。８月から始まる関東学生リーグ戦に向け、部員一同更なる飛躍を目指し練習に励んでいきたいと思っております。

（ラクロス部女子主務　遠山裕佳里）

最後に、伝統ある早慶戦を無事開催するにあたり早慶双方の歴代のOB・OGをはじめとした関係者の皆様の多大なご支援、ご協力を賜りました事に深く感謝申し上げます。そして悪天候にも関わらず応援に駆けつけてくださった方々、チアリーディング部、応援指導部の皆さん、早慶戦実行委員会の方々をはじめとする関係者各位にこの場をお借り致しまして改めて深くお礼申し上げます。今後もご声援の程宜しくお願い申し上げます。

▲試合開始前、整列する選手達	▲女子戦、白熱する試合の様子
▲女子戦、タイムアウトの様子	▲試合終了後の整列と応援指導部のエール交換